佐藤秀美先生監修
日本の食卓にも合うエクストラバージン
オリーブオイル料理レシピrecipe
エクストラバージンオリーブオイル
シャカシャカ振るだけ マヨネーズ
材 料(作りやすい量)
- 無調整豆乳1/4カップ(50ml)
- オリーブオイル1/3カップ弱(50g)
- トマトケチャップ大さじ1と1/2
- 粒マスタード小さじ2
- 塩小さじ 1/3
作り方
- 全ての材料を煮沸消毒した瓶に入れ、手で振る。
調理のポイント
瓶にいれて、シャカシャカ振るだけの簡単に作れるお手軽マヨネーズ
- 卵黄のレシチンの代わりに、豆乳のレシチンで乳化させたマヨネーズ。
- マヨネーズ作りは、油を少しずつ加えながら、泡だて器で時間と労力を使って油を乳化させる。本レシピでは瓶を上下に振るだけで乳化でき、マヨネーズが完成。
トマトケチャップと粒マスタードが味のポイント
一般にマヨネーズには「酢」を使う。このレシピでは酢を含むケチャップと塩分の物足りなさを補うために、粒マスタードが入っている。
栄養のポイント
減塩マヨネーズ
市販のマヨネーズは味噌や醤油に比べて、塩分量がかなり少ない調味料。
「シャカシャカ振るだけマヨネーズ」は市販マヨネーズの中でも、さらに塩分量の少ない全卵型マヨネーズと同等の塩分量。高血圧の予防には減塩が欠かせない。
<備考:100gあたりの塩分量(日本食品標準成分表2015年版(七訂)>
- ・醤油:15.0g-16.0g
- ・味噌:11.0g-13.0g
- ・市販のマヨネーズ:全卵型:1.8g、卵黄型:2.3g、マヨネーズタイプ調味料:3.9g
- ・「シャカシャカ振るだけマヨネーズ」 塩分量:1.8g
「豆乳+オリーブオイル」で体全体の抗酸化
豆乳の大豆イソフラボン、トマトのリコピンとβカロテン、オリーブオイルのβカロテンやビタミンE、ポリフェノール等は全て抗酸化物質。
⇒抗酸化物質は種類によって体内で作用する場所が異なるので、色々な種類の抗酸化物質を一緒に摂ることで、カラダ全体の抗酸化に役立つ。
「豆乳+オリーブオイル」で生活習慣病予防
- 「シャカシャカ振るだけマヨネーズ」は卵を使っていないので、コレステロールを含まない。
- 動脈硬化、心臓病の予防
大豆タンパク質のβコングリシニンとオリーブオイルのオレイン酸は、ともに血中LDLコレステロールの低下に役立つ。<備考:米国FDA(食品医薬品局)の強調表示で許可されている内容>- ◎「1日あたり25gの大豆たん白質は、心臓病のリスクを低減することができる」
- ◎「1日に大さじ2杯(23グラム)のオリーブオイルは、心臓病のリスクを低減する可能性がある」
- 高血圧の予防
大豆ペプチドとオリーブオイルのポリフェノール等が血圧の上昇抑制に役立つ。
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