オピニオンコラムcolumn
エクストラバージンオリーブオイルは“イタリアン”のイメージが強く、洋食以外には使っていない人も多いのではないでしょうか。けれども、エクストラバージンオリーブオイルに期待できる健康効果を考えれば、ちょっともったいない気がします。
エクストラバージンオリーブオイルで特筆に値する成分は、①オレイン酸(成分の80%を占める。悪玉とも言われる血中LDLコレステロールの低下に役立つ)、②βカロテン(他の植物油には含まれない。抗酸化作用を示し生活習慣病予防に役立つ)、③機能性成分(特有のポリフェノールなど。抗炎症、抗酸化、抗不整脈、血管拡張作用などが期待できる)です。これらの成分を併せ持つエクストラバージンオイルには、現在、様々な健康効果が期待されています。実際に、2004年には米国食品医薬品局(FDA)が「1日スプーン2杯分(23g)で、心臓病のリスク低減の可能性がある」という表示を許可しています。
普段の食事にエクストラバージンオリーブオイルを取り入れるためには、この特有の風味「青葉の香り(緑の香り)」を「薬味に共通する風味」と捉えることがポイントです。「青葉の香り(緑の香り)」の元となる成分は緑黄色野菜や海藻類に共通する“緑の香り”と同じ成分です。このため、シソ、三つ葉、青ネギ、カイワレ大根など、日本の食卓に馴染深い薬味を連想させます。たとえば、日本の伝統食材の豆腐や納豆に少量使えば、薬味の慣れ親しんだ風味に“新鮮さ”が増したような味わいになります。
「薬味を添える」感覚で和食などの色々な料理に取り入れれば、エクストラバージンオリーブオイルを毎日の食卓に手軽に美味しく使えます。ここでは、“健康”と“美味しさ”を兼ね備えた、普段の食卓に手軽に取り入れられるレシピをご紹介します。
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佐藤 秀美 先生学術博士(食物学) /
日本獣医生命科学大学客員教授横浜国立大学卒業後、企業で調理機器の開発に従事。その後、お茶の水女子大学大学院修士・博士課程を修了。学術博士。専門は食物学。大学で教鞭をとる傍ら、栄養士免許を取得。研究者と主婦の目線で料理や栄養を研究。著書多数。
佐藤秀美先生監修 日本の食卓にも合うエクストラバージンオリーブオイル料理レシピはコチラ
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